繰り世界のエトランジェ

記念すべき第一回は「繰り世界のエトランジェ」という作品です。
出版は角川スニーカー文庫、著者は赤月黎。イラストレーターは第1巻は甘福あまね、2巻以降は武藤此史です。1月28日現在で4巻まで出版されてます。
この作品は第11回角川スニーカー文庫大賞奨励賞受賞作です。あらすじは


「14号」と名乗るボロボロの制服を着た美少女、漆黒のメイド、突然の母の失踪、以上にハイテンションな同級生、妖しげな蟲の大群……万物を自在に操る能力“操糸術”を持つ高校生・睦月透真の周囲に集まる美しくも奇妙な少女たちと様々な怪異。異変とともに現れた謎の男・山田太郎に導かれ、透真は術を使い謎めいた真相に迫ろうとするが……!?運命の糸を操る少年と操られる少女たちが繰り広げる、陰謀だらけのスリル&ラブエンタ!(第1巻あらすじより抜粋)


タイトルは「繰り」世界のエトランジェです。よく「操り」という誤字が多く見られますね。
私個人的な感想では、1巻と2巻はサスペンス、特にラスト付近の展開の読みにくさが際立ってましたね。いい意味での大どんでん返しだったと印象に残ってます。3巻・4巻では、スリルというか戦闘物が多くなります。そして「仲間」という言葉がキーワードになってますね。そしてその「仲間」たちとどう物語を織りなすのか、今後の展開にも期待です。
好きなキャラクターは2巻で初登場の軍曹さん(一応名前は伏せておきます)ですね。「あります」口調が印象的で、ヴィルヘルミナ灼眼のシャナ)の影響か、伊藤静ボイスで再生されてます。透真たちのことを気遣う秘かな優しさがいいですね。
その他のキャラもそれぞれ特徴がよく付けられていて、最近では、漆黒のメイドの株が上昇中です。
とまあ、最初の紹介はこんなものでしょうか。紹介は気が向いた時にやろうと思います。できれば紹介地点でアニメ放映されてない作品を中心にしていきたいと思います。