カッティング

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写真はカッティング〜Case of Mio〜の表紙です♪
HJ文庫、著者は「翅田大介」、イラストレーターは「も」です。
Mio編は3巻まで、Tomoe編が1巻出版されています。
発売順では「Case of Mio」→「Case of Tomoe」→「Case of Mio Entanglement」→「Case of Mio Reincarnation」となってます。
この作品は第1回ノベルジャパン大賞佳作受賞作です。あらすじは↓


自らの内面と現実の自分との乖離に悩む相坂カズヤは、重度のリストカッターである美しい少女、西周ミオに出会う。その存在にどうしようもなく惹かれたカズヤは、ミオに交際を申し込み、2人は付き合うことになった。触れ合いを通じて少しずつ変わっていくミオだったが、ある日通り魔事件にあって死亡してしまう。
(カッティング〜Case of Mio〜あらすじより抜粋)


まあリストカットという言葉からわかるように、暗い感じの内容です。
しかし、人間の脆さといえばいいのでしょうか、人間らしさがよく表現できてると思います。
確かに他人とは断絶された部分があります。痛みもあります。
しかし、その中で何ができるのか?何を手に入れられるのか?
ということを中心にして自分は読んでいました。
第1巻のカラーイラストも良かったです!何が良かったかって?
黒の中にワンポイントの赤…似合いすぎですね!
因みにMio編はReincarnationの作者あとがきでもある通り、Mio編は完結しました。
巻数が今のところ少ないので、興味がある人は読んでみてください。